ゆかりんとの出会いとライブ初参加の感想
振替公演という名のアディショナルタイムはあるものの、当初の千秋楽を迎えて一旦ツアーに一区切りがついたということでこの文章を書いています。
初めはゆかりんとの出会いとライブ初参加の感想で記事を分けようと思ったのですが、（自分にとっては）不可分だったのでまとめています。感想だけ読みたいんだよ！という方は目次からどうぞ。
目次
自己紹介
簡単に自己紹介させていただくと、23歳男性、（最近はあまり見れていませんが）アニメオタクです。アニメを見始めたのは中学3年生（2015年）のときで、田村ゆかりという声優の存在も1年目か2年目には認識していたと思います。と言っても、ひぐらしとシュタゲで名前を知っているくらいで、なのはすら見ておらず、曲も「Fantastic futrure」と「秘密の扉から会いにきて」しか知りませんでした（この世代のオタクとしては平均的かな？と思います）。当然、ライブ映像なんて見たこともありません。試しにWikipediaで太字になっている作品のうち、見たことのあるものを挙げてみると、
- ひぐらしのなく頃に
- STEINS;GATE
- 変態王子と笑わない猫。
- キルラキル
- のうりん
- アカメが斬る！
- Re:ゼロから始める異世界生活
- スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました
……少ないですね。見事に有名作品か最近のものしかありません。出演作も見ていきたいなぁと思ったので、今はぴたテンとおとぎ銃士赤ずきんを見ているところです。
話が脱線してしまいましたが、このように私にとって田村ゆかりさんは有名な過去作に出ている一世代前の声優さんでした。2024年5月15日にある動画を見るまでは。
ゆかりんとの出会い
2024年5月15日、YouTubeで1つの動画がレコメンドされました。非公式のライブ映像なのでリンクは控えますが、fbdの映像を2006年の＊Pinkle☆Twinkle Party＊のものから2015年の*Sunny side Lily*のものまで繋げてメドレーにしたものでした。思い返してみると、11日にキンスパに出演した影響で検索回数が増えた結果私にもレコメンドされたのかもしれません。
この動画を見た私は衝撃を受けました。可愛さ、声の良さ、歌の上手さは言うまでもないですが、こんなに楽しそうに歌う人がいるのかと驚きました。見てるだけでこちらも笑顔になってしまうような、そんな笑顔に惹きつけられました。
そしてもう一つ強く心を揺さぶられたのが、やはり＼世界一可愛いよ！！！／のコールです。その場にいる全員が全力で愛を叫び、ゆかりんがその身一つで受け止める光景に感動すら覚えました。たまに、「王国民がすごかった！」という初めてライブに来た新規の感想に「すごいのはゆかりん。我々は何もすごくない。」というような謙遜を言う方もいますが、あの熱量はもう少し自信を持っても良いのではと思います。
さて、ここから私は1週間ほど狂ったようにゆかりんのライブ映像を見始めます（すべてYouTubeに違法アップロードされているものです。すみません。現在は過去のライブBDも集めている最中なので許してくださいm(__)m）。毎日8時間は見ていたのではないかと思います。大学から帰ってきたらお腹が空いたり眠くなるまでライブ映像を見る生活でした。このとき一番好きになった曲は「Super Special Smiling Shy girl」です。後に昨年のツアーで披露されていたことを知り歯がゆい思いをすることになります。基本的にドラムがドコドコ鳴っている曲に弱いのですが、PPPHもありシンガロングもあり本当に楽しそうな曲だなと感じました。なにより、＼大好きゆかりん／とストレートに気持ちを伝えられるのが素敵だなと思いました。ライブでこれを聴くまでは死ねないと思っています。
23日、ついにツアーへの参加を決意します。最初に取ったチケットはちょうど一月後、6月23日の大宮公演でした。この1週間狂ったように見続けていた人についに会えるという興奮が湧き上がってくると同時に、デビューから20年以上経ってもいまだにライブをやってくれているということに感謝しました。（20年以上活動を続けてこれた要因の一つにファンが支え続えたということがあると思うので、やはりその点でももう少し自信を持っても良いのではと思います。少なくとも、2024年にゆかりんを好きになった私がライブに参加できる機会を作ってくれているので、私は先輩王国民にも感謝しています。）（更に余談ですが、1ヶ月も待てないことに気づきその4日後には6月9日の栃木公演のチケットを購入しています。）
28日には『I love it♡』をフラゲしました。初聴だと「Sweet alert」と「Wonder habit」が好きでした（ツアーを通して随分変わりましたが）。
6月1日、ツアー初日の八王子公演1日目を迎えます。当然チケットは持っていないのですが、TLでみんなが楽しそうにしているのを眺めていました。
翌2日、10時頃に喉の不調による八王子公演2日目の延期が発表されます。18時にはDiaryが更新されました。
読み終わったときの目頭が熱くなる感覚は今でも覚えています。文章からファンを想う心がひしひしと伝わってきて、本当にファンを大事にしているんだなと感じました。また、FCへの入会をこの日に行いました。Diaryを読んでからというもの本当に心配で暗い心持ちだったのですが、最初に届いたどこか間の抜けた鳩を見てほっとして少し涙が出たのを覚えています。今思えばあの鳩はゆかりんのやさしさだったのでしょうか。
翌3日、私が初参加する予定だった栃木公演(6/9)の延期も発表されます。八王子公演が延期になった時点で予想はできていたので驚きはありませんでしたが、一刻も早く会いたいという気持ちから、回復してくれるのを信じて6/22の名古屋公演のチケットを購入しました。
これから名古屋公演までは、ゆかりんの回復を祈りつつライブ映像を見たり乙女モードを聞いたりめろぅぷりすますのアーカイブを見たりする生活に戻ります。
また、すき家の店内放送で「Wonder habit」が流れるプロモーションが6月1日から15日まで行われていました。深夜に牛丼を食べに行く生活が続いたのは良い思い出です。
そうこうしているうちに、ついに名古屋公演当日を迎えます。
名古屋公演
9時の新幹線で名古屋に向かいます。一丁前に歌詞ツイートをしている記録が残っていました。
名古屋駅で赤福氷を食べてから会場に向かいました。到着したのは12時半とかだったと思います。物販も無事に買うことができました。
早速ウキウキでぬいぐるみの写真を撮っていました。
熱田神宮にでも行こうかと思っていたのですが暑すぎて断念したのを覚えています。
16時、ついに開場を迎えます。座席は3階3列でした。思ったより近くて嬉しかったのですが高さには驚きました。開封したての法被鉢巻を装備して準備完了です。
（ツアーの感想は別で書こうと思っているので、初日にどう感じたかにフォーカスしています。）
01. Poppin' Magic
イントロに合わせて奈落から迫り上がって登場しました。その瞬間、ピンクのキラキラの衣装も相まって夢を見ているような錯覚に陥りました。正直1曲目の記憶はほとんどありません。1か月間想い続けたゆかりんがそこにいるということが信じられませんでした。夢中でペンライトを振っていたと思います。
02. 好きしかありえない
2曲目は『I love it♡』で一番好きな「好きしかありえない」でした。繰り返しになりますがドラムがドコドコ鳴っている曲に弱いのでこれを一番好きになるのは当然の帰結だったと思います。そして憧れた口上まで入っている曲ですが、1曲目から続く夢のような感覚が抜けきっておらずそれどころではありませんでした。
MC1
03. Sweet alert
04. キャラメル
05. トーキョーキャンディーガール
このあたりからようやく落ち着いてステージを見ることができるようになりました。
【映像コーナー ゆかりんチャレンジ ～私の名前はなんでしょう～】
06. エアシューター
八王子のセトリを見て予習はしていたのですがクラップをする勇気はありませんでした。間違いなくクラップが1回多い人になっていたのでやらなくて正解だったと思っています（笑）。
MC2
07. お気に召すまま
08. 嘘
【映像コーナー 田村ゆかりとバーチャルデート】
09. スーパーノヴァ
10. 逆蜻蛉
ライブ自体が久しぶりということもあり、大きいスピーカーで浴びるギターやドラムが気持ちよかったです。
11. null
【映像コーナー ゆかりんチャレンジ ～利きミスタードーナツ～】
12. You Are The World!
今ツアーで一番楽しみな曲と言っても過言ではないのですが、詳しくはツアーの感想記事で書きます。
13. めろ～んのテーマ ～ゆかり王国国歌～
曲が始まった瞬間地響きのような歓声が上がって驚いたのを覚えています。このときはまだ曲を知らなかったので周りに合わせてFuuuuと言いながら仰け反ってました。全然コールできなかったのが悔しかったので帰りの新幹線ですぐに曲を聴きました。京都公演でリベンジを果たすことになります。
14. †メタウサ姫 〜黒ゆかり王国ミサ〜†
こちらも凄い盛り上がりでした。が、まだリベンジを果たせていません。いつか果たせることを願っています。
15. Paradoxx.
【映像コーナー ツアードキュメント】
16. Vanilla Lover
メイツちゃんのほうをチラチラ見ながらぎこちない踊りをしていたと思います。
MC3
17. Wonder habit
18. 期待しないで
19. La La Love call
20. Exactly
ゆーかり、はい！と叫びながら跳んでるときにしか湧き上がってこない感情が確かに有ります。
21. 逢うたびキミを好きになる
アンコールの声量に驚かされました。しかしこの時はアンコールを言う勇気が持てずに座ってペンライトを振るだけでした。仙台公演からは自分も声を出すようになります。
en1. Only oneのあなたのせいよ
MC4
en2. くちびるプラトニック
en3. うらはら兎のねがいごと
＼可愛いよー！／を言えて満足しました。
曲が終わり整列して挨拶したあとの、拍手に包まれる中「ゆかりーん！」「ありがとー！」などと思い思いに叫んでいる光景が本当に輝いて見えました。あんなに愛があふれている空間は初めて見たと思います。男爵とメイツちゃんが捌けたあとは、客席の端から端まで丁寧に手を振ってくれました。この時は表情が分かる距離ではなかったので知る由もありませんでしたが、有明1日目は運良く表情が分かる席を引くことができ、そのときに見たファンを見る優しい目が今でも忘れられません。せーのの掛け声とともにブロックの人たちで一斉に＼ゆかりーん／と名前を呼ぶ光景も、ゆかりんのことが大好きな人が集まっているんだぁと実感できて嬉しくなりました。チラっと客席を見渡してみるとみんな本当に良い笑顔をしていたのも印象的でした。
以上がゆかりんのライブに初参加したときの感想になります。終わってからしばらくは凄いものを見てしまったぞと呆然としていたのを覚えています。私がYouTubeで見ていた映像は主に10~20年前のものでしたが、今でも変わらないものを提供し続けているゆかりさんのプロフェッショナルぶりにただただ驚嘆するばかりでした。すっかりゆかりんの魅力に取りつかれてしまった私は、このあと追いチケを重ねることになります。ツアーを終えての感想はまた別で書こうと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。
（追記）
大事なことを書き忘れていましたが世界一可愛かったです。
